虫生の森の植物たちと動物たち

名前が判らないものを見かけたら、画像の上で名前を見て、クリックして確かめてみてください。

ミヤマヨメナ

ミヤマヨメナ キク目キク科シオン属 多年生草本
5月~6月の春に咲く数少ない野菊の一つです。茎の伸びた枝の先に単独で咲きます。
虫生の森では、虫生川または周辺に生育しています。虫生川のは毎年のようにある大水で流れてしまわないか、心配です。
地下茎は這い、地上の茎は立ち上がって高さ20-50cmに達し、束になって出ます。

有名なミヤコワスレは、ミヤマヨメナの日本産園芸品種として多く栽培され、開花期はほぼ同じ5〜6月頃で容易に栽培・増殖できますが、虫生の森にはまだ進出していません。 ミヤコワスレの名は、鎌倉時代に承久の乱に敗れた順徳天皇が佐渡島に流された際に、この花を見て心を慰め、都恋しさを忘れたとの伝承に因んで命名されました。ただし栽培の歴史は江戸時代からと見られるので話しの真偽は謎です。素晴らしいネーミングで種苗ビジネスの大成功例として有名です。

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春の花, 植物