虫生の森には、川西市指定天然記念物の「清和台東3丁目コナラ群落」が存在し、そこに生育するシロバナウンゼンツツジの大個体群を始めとする多様性豊かな森です。虫生川周辺の自然を守る会は虫生の森の保全管理を行い、一般公開もしています。

基地横入口(階段)からP1地点

基地横の入口は作業日・イベント日以外は閉じていますが、会員にお声掛けいただければ、時間が許せば見学していただけます。

入口付近の階段横
虫生川に生育していたスズムシバナが消えないように移植しました。今では虫生川の個体は流されて姿は見えません。こちらは群落になっています。

基地の裏側

裏側の下部は山野草好きのおばあさんから寄贈いただいた山野草があります。必ずしも虫生の森に自生しているものばかりではありません。
その上部は、団地へと続く斜面となっていて、土留め工事がされています。ここには、マツバランやイチゴ科の植物(ヤブイチゴ、クサイチゴ、キイチゴなど)が育成していますが、まだ整備中です。

基地の裏側を過ぎて、P1地点へ
シロバナウンゼンツツジの自生地
P1地点に近づくほどシロバナウンゼンツツジがあります。遊歩道の上部は雨で土は流されるような急峻な地形ですが、シロバナウンゼンツツジはこのような地形で適度な日当たりで生育するようです。北向きになっている斜面では殆ど確認できません。
他には、コバノミツバツツジコバノガマズミヤマウグイスカグラなどが遊歩道の近くに生育しており、四季折々の花を楽しめます。