モリアオガエル

両生綱無尾目アオガエル科のカエル 貴重種

普段は森の中に暮らしていますが、産卵のために水辺の木に卵塊を生みます。オスはメスの背中に乗って卵塊に受精させます。虫生の森ではおなじみの風景です。成熟して生まれたオタマジャクシは水に落ちる算段です。
虫生の森では、基地前広場の人工の水たまりがお気に入りで毎年卵塊が産み付けられています。多いときは、5回以上産み付けられていました。会員は来るたびどうなったかくぎ付けです。
オタマジャクシが水に落ちるときは、ヘビやタヌキなどの小動物が狙っています。金網で柵をしていますが、充分ではないようです。完全に遮断するのも自然の摂理に反しているかもしれません。